世界はまさに、「そういうもの」

まさにそのようして、世界は回っていて、とくにこれといった理由もなく、洪水は起こり、火山は噴火し、シマウマはライオンに食べられ、せっかく干した洗濯物は雨で濡れてしまう。おそらく、それらはすべて等価であり、人はときになんの脈絡もなく、いきなり幸福になったり、とっさに不幸になったりする。たくさんのできごとが、さしたる必然性や、とくべつな理由もなく起こる。
http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20090916#p1

幸せではないが、もういい
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『あなたは50歳ですね?』

あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。
やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。
その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。
 
「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」
男が私に話しかけてきた。
「そうですが、どうしてわかったんですか」
私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。
「あなたの年齢は45歳ですか?」
「そうですけど……」
「あなたは62歳ですね?」
「どうしてわかったんだ?」
そんなやり取りを繰り返していく。
 
どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。
次の停車駅までは、まだ15分以上ある。
私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。
「あなたは50歳ですね?」
「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」
最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。
年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。
「凄いですね。百発百中じゃないですか」
私は男に話しかけた。
すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。
 
「あなたは勘違いをしています。
私に見えているのは、その人が死ぬ年齢だけです」
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Oscar Waxed - Olive

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たぶん、二人のお嬢さんが大きくなってデートとかでお寿司屋さんとかに行ったときに、お箸が使えないと困るから幼い頃から慣れ親しませようっていう親心もあるのかもしれませんけど
高城なら、自分を変えたり、社会を変えたりしなくてよい。
まずは居場所を変えて、「移動してみろ」と説くのではないだろうか。